ウクライナ国境に近いルブリンでは、「グリーンディールはゴミ箱へ」とのスローガンとともに、爆竹や発煙筒を手に参加者らが声を上げている。地元メディアによると1600人が参加しているという。EUはこのごろ、ウクライナ産農作物に対する関税を免除する措置について、2025年6月までの延長を決定した。安価なウクライナ産の流入で、EU域内の農家の反発は高まっている。また、環境対策などを含むグリーンディール政策も、農家や生産者の制限が増えるとして批判の対象となっている。