「私たちはこの戦車の車体、砲塔、これらすべてのシステムを調査することができる。脆弱な場所を特定することができる。射撃統制システムや武器がどのようにして発砲を可能にしているのかを理解することができる。すなわち、これらすべての機械的な詳細を明らかにすることができる。そしてもちろん、その脆弱な場所を特定して、あらゆる種類の対戦車兵器を用いて戦車を破壊できるように必要な修正を行う」
レオンコフ氏は、取得したパラメーターを使って仮想空間に #戦車 の「デジタルツイン」をつくり出し、「後にこの情報を例えばロシアの諜報システムに入力」して、戦場で戦車を自動的に検出するために使用することが可能だと説明した。
「あやゆる戦車、あらゆる戦利品が常に調査されている。私は、この戦車は遅かれ早かれ演習場に運ばれて、そこでロシアの主力戦車用の新しい武器や対戦車砲のテストが行われると考えている。この戦車はそれ以外に何の役にも立たないため、格好の標的となるだろう」