なぜ米国の主力戦車は役に立たないのか、ウクライナ・メディアが原因を分析

ウクライナ軍は米製主力戦車エイブラムスを戦場で積極的に使用していない。そこで「このスーパーマシーンは何が問題なのか」をテーマにウクライナメディアのNV.uaが記事を掲載した。
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複雑なメンテナンスと修理、これが最も深刻な問題。米国には、エイブラムス専用の修理工場があり、そこで戦車は完全に分解され、再び組み立てられる。ウクライナ軍がこうしたメンテナンスを行うのは不可能。さらに燃費が悪く、エンジンを始動するだけでも38Lの燃料が必要になる。
ウクライナの軍事専門家ストゥパク氏によると、そもそもエイブラムスに優れた特徴はなく、さらには非常に壊れやすい。これに比べ、英製 #チャレンジャー2 は主砲の精度が抜群に高いという。
エイブラムスの足回りはウクライナの地形に適していない。さらに米軍は戦車が #ロシア軍 に鹵獲されることを恐れてか、劣化ウランを使用した最新の装甲をあえて取り外して供与したため、破壊されやすい。
ホワイトハウス高官は2023年9月、ウクライナにエイブラムスの第一弾が到着したことを発表していた。米国はウクライナに31両の戦車供与を約束している。
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