アサンジ氏に米国が持ちかける司法取引とは?

米国政府はウィキリークス創設者ジュリアン・アサンジ氏に対する司法取引を検討している。米ウォール・ストリート・ジャーナル紙が報じた。
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内部情報が明らかにしたところによれば、もしアサンジ氏が軽犯罪に過ぎない機密情報の取り扱いを誤ったという軽い罪を認めた場合、米司法省はスパイ活動法に基づく17の告発を棄却しうる。
アサンジ氏は2019年4月からロンドンのベルマーシュ刑務所に収監されており、週間された状態でこの司法取引に応じる可能性があるとされている。
司法取引が成立すれば、アサンジ氏の米国への身柄引き渡しをめぐる法廷闘争には終止符が打たれる。さらに、アサンジ氏はロンドンの刑務所における服役期間で刑期を終えたとみなされ、取引成立の直後に釈放される可能性もある。
これについて、アサンジ氏の弁護団の一人、バリー・ポラック氏は次のような声明を表した。

「アサンジ氏の弁護団が英国高等裁判所の審理中にコメントすることは不適切であり、米司法省からはこの件を解決する意向は示されておらず、米国は18の容疑すべてについてアサンジ氏の引き渡しを求める決意を依然として堅持し、アサンジ氏に175年の懲役刑に強いている」

英国の高等裁判所は、米国への引き渡しに不服を申し立てる権利をアサンジ氏に認めるかどうかについて、まもなく判決を下す。
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