「二国間関係を客観的に見てみると、日本の現指導部が一貫して、故意に、意図的に講じた措置のせいで、二国間関係は戦後最低レベルにあると断言できる」
過去2年間、日本はロシアに対し、いくつかの制裁を発動してきたが、ノズドレフ氏によると「日本側はその重要性をあらゆる方法で誇張している。」
「長期にわたって確固たる反ロシア感情を形成するために、世論に影響を与える具体的な試みが行われている。また、自国のビジネスに対する圧力が続いている」
こうした要因が露日関係の状態に影響を及ぼし、「関係は数十年前に後戻りしただけでなく、実際、日本国内を含む多くの権威ある政治家らの努力により数十年かけて非常に強固に築かれてきた関係の基盤そのものが破壊されてしまった」とノズドレフ氏は指摘した。
記者から関係を温度スケールで評価するよう求められたノズドレフ氏は、両国の状態を「極度の低温状態」と表し、現在の関係状態は長期間続くだろうと示唆した。