ロシアは国境付近での日本の軍事活動の活発化を懸念=ノズドレフ駐日大使

ロシアはロシア国境付近での日本の軍事活動の活発化を懸念しているという。ロシアのニコライ・ノズドレフ新駐日大使が、来日後初のインタビューでスプートニクにこのように述べた。
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「我々が注視している重大な懸念事項がある。国境付近での軍事活動の活発化だ。二国間および多国間形式を含めて行われており、第一に、米軍、一部のNATO諸国、そしてアジア太平洋地域の他の米国の同盟国が参加している」
これまでにロシアは、NATO諸国の参加も含めた軍事活動の強化について、繰り返し日本に懸念を表明してきた。2023年9月14日から23日にかけて、ロシア国境に近い北海道で大規模な日米共同訓練(「オリエント・シールド23」)が行われたことや、今年10月末から12月にかけても同様の演習が計画されていることに関して、在ロシア日本大使館には強い抗議がなされた。日本側は、NATO加盟国との共同訓練も含め、ロシア極東国境付近での示威的な軍事活動は断固として容認できないとの指示を受けた。
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