知事によると、女性の数メートル先に砲弾が着弾し、その場で死亡が確認された。犬2匹のうち1匹は死んだ。もう1匹は女性の娘が引き取った。
このほか、男女2人がけがをした。また、州都ベルゴロド市やその周辺では、集合住宅5棟や保健関連施設4棟、民家8戸などが被害を受けた。
一方でこの日、ウクライナ軍の砲撃に晒されている州内各地から集団疎開する子どもたちの第1陣が、ペンザ州行きの列車で出発。同日中に1200人がベルゴロド州をあとにする。グラトコフ知事はこれまでに、計9000人の子どもたちを集団疎開させると発表している。