「最も奇妙なのは、米国務省が即座に反応したこと」 元CIAアナリスト、銃撃テロめぐる米発表への見解示す

元米中央情報局(CIA)のラリー・ジョンソン氏は、22日夜にモスクワ郊外のコンサートホールで起こった銃撃テロをめぐる米国務省の反応について驚いたと語った。
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「最も奇妙なのは、米国務省がすぐに出てきて、これ(テロの仕業)はウクライナではないと述べたことだ。銃撃犯が何人いたのかはまだわかっていないし、彼らがどのような武器を使用したのかわかっていない。何人が殺され、何人が負傷したかもわかっていないが、米国務省は、それがウクライナではないことを知っているのだ」

「そしてこれは、実質的にCIAの代弁者である出版物の1つが、バイデン政権と諜報機関がウクライナからの『あつかましい根拠のない攻撃』を非常に懸念していると発表した日に起こった。したがって、米国は何が起こるかを知っていたのは明らかだが、ロシアには共有しなかった」

これより前、米紙フィナンシャル・タイムズ(FT) は状況に詳しい消息筋からの情報として、ロシア西部の石油精製工場、ターミナル、倉庫へのドローン攻撃を強めているウクライナ軍に対して、ホワイトハウスは「あつかましい」攻撃にますます「遺憾の念を強めている」と報じていた。
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