少年は銃声を耳にし、大勢の大人たちがパニックになって行き止まりに向かって走っていくのを見て、動じることなく避難誘導を始めた。現場で何度も働いてきた彼はパニックに陥ることなく、従業員専用エリアにある出口へ誘導した。その結果、群衆の中で負傷者は出なかった。事件後、少年は「与えられた指示に従っただけ」と語ったものの、彼の行動は救助隊や警察当局から称賛された。