日米、過去最大の安保関係強化を計画か=英紙

英紙「フィナンシャル・タイムズ」は24日、4月に予定されている日米首脳会談に合わせ、両国が1960年の安保改定以来で最大の防衛関係の見直しを計画していると報じた。
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在日米軍の機能を拡充することで「中国の脅威」に対応し、台湾有事の際などに円滑な連携を可能にするのが目的だという。同紙は事情に詳しい関係者5人の話として伝えたが、公式発表はまだいずれの側からもない。
報道によると、米軍と自衛隊の連携を強化するため、在日米軍司令部の再編を発表する。在日米軍司令部は決定権が限定されているため、作戦計画や演習でハワイ州のインド太平洋軍と調整する必要があったという。
日本の岸田文雄首相は4月10日、米ワシントンを訪問しジョー・バイデン大統領との首脳会談を行う。また、議会での演説のほか、フィリピンのマルコス大統領を加えた日米比3カ国会談も予定されている。
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