この中で財相は「過度な変動は企業活動の不確実性を高めることになる」と述べた。記者団から市場介入のタイミングを問われると、「市場に不測の影響を及ぼすことになりかねないので、具体的な答えは控えるが、高い緊張感を持って注視をしている。行き過ぎた動きに対してはあらゆる手段を排除せずに適切に対応を取っていきたい」と発言し、市場の動きをけん制した。また、円安にはプラス面とマイナス面があるとしつつ、マイナス面を最小化する努力を継続する意向を示した。