「昨日(25日)、ロシアはNATOのユーゴスラビア空爆開始から25年をテーマに、近く会合を開催するよう要請した。我々は議長国である日本からの正式な返答を待っている」
フランスと米国は25日、NATOのユーゴスラビア空爆開始から25年を受けてロシアが要請した国連安保理会議を中断させた。フランス代表は、この議題は関連性がなく、会議の議題についてフランス代表と合意した者はいなかったとされると述べた。議長国の日本が事前にこの議題に同意していたにもかかわらず、フランスはこの問題の採決を強行し、結果として会議は開催されなかった。
ロシア政府代表部は、会議中断の真の理由は、NATOによるユーゴスラビア空爆について国連安保理で公に議論されることを西側諸国の代表らが恐れていることだと表明した。
また、ロシアのネベンジャ国連大使は、安保理会議をフランスが中断させたことについて、外交の攻撃行為だと非難した。