「これは残酷な人体実験」 セルビアのグルイチッチ保健相、NATOによるユーゴ空爆の影響について語る

3月24日、NATOによるユーゴスラビア空爆から25年を迎えた。NATOは空爆の際に劣化ウラン弾を使用した。著名な神経外科医で腫瘍学の専門家でもあるセルビアのグルイチッチ保健相によると、セルビアでは未だに毎年約4万人が新たにがんと診断されている。
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「セルビア及び近隣諸国のクロアチア並びにハンガリーの人たちは、欧州におけるがん死亡率で長年にわたって交互に1位を占めています」。グルイチッチ氏がスプートニクに語った。
同氏によると、10万人当たりの死亡率でセルビアは指数150.6で1位だった。欧州の平均は108.7ポイントだったという。グルイチッチ氏は、このように指数が高いのは診断の遅れ、または治療の不十分さが原因ではなく、同地域では腫瘍の進行度がより高いためだとし、「これはジェノサイド、エコサイド、そして私たちに対する残酷な実験です」と指摘した。
同氏はまた、劣化ウラン弾をキエフ当局に供与するという英国の計画について懸念を表明した。

「人々は今後もこの地域に住むことになり、そしてそこはひどく汚染されます。その地で育った穀物、小麦、その他のあらゆる農産物を誰が買うのでしょうか?ウクライナ国民もロシア国民も今後何世代にもわたって苦しむことになるでしょう。そこでもセルビアのようにがん、乳児の病的傾向、妊婦の異常、男性不妊が増加するのでしょうか?男性の不妊症はセルビアで100%増加しました」

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