ロシア市場撤退最大損失を蒙った西側企業10

2022年2月に始まった特別軍事作戦後、ロシア市場から撤退した外国企業の被った損失額は1070億ドル(16兆2000億円)以上に達した。ロイター通信が報じた。
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最大損失を出した10企業は以下の通り:

1.
シェル( Shell plc): 英石油ガス大手。ロシア撤退後、資産価値の40~50億ドル(6055~7569億円)を償却。
2.
エクソンモービル:米総合エネルギー企業。損失資産は2021年末時点で推定40億ドル(6055億円)。
3.
BP:英石油大手。2022年にロシア石油大手「ロスネフチ」への約20%の出資から撤退。潜在的な損失は試算で250億ドル(3兆7847億円)。
4.
Apple: 米IT大手。売上損失に加え、ロシア連邦独占禁止局からに1360万ドル(20億5884万円)罰金支払い命令。
5.
ルノー: 仏の自動車製造業。ロシア市場撤退による損失は2022年5月の時点の評価で23億ドル(3482億円)。
6.
フォルクスワーゲン: 独の自動車製造業。7億7400万ユーロ(1265億円)を投じて建設したロシア工場をモスクワのディーラーに約1億2500万ユーロ(204億円)で売却。
7.
マクドナルド: ファストフード大手。2022年4月にロシアから撤退。これによる第2四半期の総収益は3%減の58億ドル(8780億円)。ロシア撤退後のマクドナルドの財務上の損失は試算で毎月5000万ドル(75億6930万円)。
8.
ステランティス: 多国籍自動車製造業。代表の話ではは2024年初めに「ロシア事業のコントロールを喪失」。1億4400万ユーロ(235億2800万円)の損失を出した。
9.
ハイネケングループ: 蘭ビール製造業。ロシア事業の資産をわずか1ユーロ(163円)でロシアの「アーネスト」グループに売却。
10.
ダノン: 仏ヨーグルト製造業。ロシアでの事業を売却へ。損失額は試算で12億ユーロ(1961億円)。
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