2023年の自殺者数、小中高生が513人 「危機的な状況」

厚生労働省の発表によると、2023年の1年間に自殺した人の数は全国で2万1837人となった。前年に比べ44人減少したものの、小中高生の自殺者数は513人と過去最多の水準となり、厚生労働省の担当者は「危機的な状況が続いている」としている。
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性別では、男性は1万4862人(116人増)、女性は6975人(160人減)。男性は2年連続での増加、女性は4年ぶりの減少となった。
自殺の原因・動機別では、病気などの「健康問題」が1万2403人で最多。次いで、生活苦や事業不振などの「経済・生活問題」で5181件となっている。
小中高生の自殺者は513人で、内訳は小学生13人、中学生153人、高校生347人。過去最多だった2022年の514人からわずかに1人減ったのみで、高止まりの状態が続いている。
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