「歓迎しない」?ザハロワ氏がロシア人選手についてのパリ市長発言に鋭い反応

パリのアンヌ・イダルゴ市長は、2024年パリ五輪ではロシアとベラルーシの選手は歓迎されないと発言した。ロシア外務省のマリア・ザハロワ公式報道官は自身のテレグラム・チャンネルで、ロシア市場に出回る仏製品をロシア製の類似品と交換することを提案した。
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「どうでしょう? 私たちもロシアで広く出回っている仏製品を選んで、これに『歓迎しない』と言ってやりましょうか? 今のところ仏製品には『モスクワはあなたたちを歓迎しない』というシールは貼られてはいませんけど、もし、仏がそんなことを決めたら、ロシア人活動家たちはただじゃ置きませんから」

ザハロワ氏はさらに、「次にこんな声明」が出たら、仏企業らが農家に続いてパリの市庁舎を急襲する事態になると警告し、その理由としてロシアには、現在、市場に流通する仏製品に代替できるものはごまんとあると断言した。
2024年パリ五輪は7月26日から8月11日まで、パラリンピックは8月28日から9月8日まで行われる。2023年12月の時点でIOCは、出場資格を得たロシア代表選手らは、参加基準を順守すれば、中立の立場で出場できるとしていた。
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