自民党政治資金問題 処分は40人で調整へ 安倍派に最も重い処分

自民党執行部は派閥の政治資金パーティー問題で、「離党勧告」から「戒告」までの6段階の処分を行う方向で調整に入った。NHKが報じた。
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自民党はキックバックなど、収支報告書に不記載などがあった85人の議員らの処分を検討してきた。結果的に処分対象になったのは、安倍派幹部の塩谷・元文部科学大臣(74)、下村・元政務調査会長(69)、西村・前経済産業大臣(61)、世耕・前参議院幹事長(61)の4人と、おととしまでの5年間で500万円以上の不記載のあった安倍派と二階派の議員らあわせて40人。
不記載の額が500万円以下の中堅・若手の議員は茂木幹事長による注意での対応が検討されている。
不記載額が最大の3526万円の二階俊博・元幹事長(85)は、本人が次期衆院選に不出馬を表明したため、党は処分対象としない方針。
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