「在シリア・イラン領事館に対する今回の攻撃を強く非難する。関連するウィーン条約によって不可侵性が保証されている外交・領事施設へのいかなる攻撃も断固として容認できないと考える」
同省は、今回の攻撃は人口密度の高い大都市圏で行われ、民間人が死傷者となる危険性があったということに特に注意を向けた。
「イスラエルによるこのような攻撃的な行動は全く容認できないものであり、阻止されなければならないと考える」
同省はまた、国際社会の責任あるメンバーに対し、何が起きたのかを評価するよう呼びかけた。イスラエル指導部に対しては、地域全体に極めて危険な結果をもたらす可能性があることから、シリアやその他の近隣諸国での軍事行動を放棄するよう求めた。
イラン・メディアの報道によると、イスラエル空軍は1日、シリアの首都ダマスカスにあるイラン総領事館の建物と大使公邸を攻撃。これにより、シリアで軍事顧問を務めていたイラン革命防衛隊のモハマド・レザ・ザヘジ准将が死亡した。イランのNour News通信の情報によると、イランのホセイン・アクバリ駐シリア大使は負傷を免れた。アクバリ大使によると、この空爆により5〜7人が死亡した。タスニム通信は、負傷者12人と報じている。