攻撃を受けたのは首都モスクワの東約900キロに位置するタタルスタン共和国のニジネカムスク市とエラブガ市。当局などによると、1機が飛来したニジネカムスク市では石油関連工場が攻撃を受け、火災が発生したが、約20分で消し止められた。けが人はなかった。深刻な損傷はなく、「製造の技術的プロセスは中断していない」としている。一方、2機が飛来したエラブガ市では、経済特区の居住寮などが被害を受けた。少なくとも6人がけがをしたが、命に別状はない。