宗教画から爆発物 ウクライナからEU経由で密輸

露連邦保安庁(FSB)は2日、露北西部プスコフ州の国境検問所で、27個の爆発物を積んだ自動車を摘発したと発表した。積荷はウクライナからEU諸国経由で密輸されようとしていた。
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FSBによると、爆発物は正教会のイコン(聖像画)や祭器などの中に隠されていた。約70キロの高性能爆薬で、5階建てのアパートを破壊するのに十分な量だという。
積荷はウクライナを出発し、ルーマニア、ハンガリー、スロバキア、ポーランド、リトアニア、ラトビアを経由してロシアのモスクワを目指していた。
FSBは密輸に関与した犯人を拘束したとしたほか、外国人を含む共犯者を指名手配するとしている。
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