ブリンケン氏が搭乗する予定だったボーイング機はパリで故障した。パリから会合の開催地ブリュッセルまでの距離は約300キロ。最終的にブリンケン氏は、他の参加者より2時間遅れて到着した。
これにより、ボーイング機をめぐるトラブルがさらに1つ増えた。3月14日にはポーランドのドゥダ大統領が訪米中に、政府専用機のボーイング737型機でトラブルが発生、同氏は予備機での移動を余儀なくされた。
ブリンケン氏はこれまでにもボーイング機をめぐるトラブルの影響を受けている。1月にはスイスのダボスから帰国する際に搭乗する予定だったボーイング機に酸素漏れの問題が見つかり、同機の飛行は危険と判断された。