米軍が中距離ミサイル発射装置をアジア太平洋地域に配備へ 中国が危険な軌道に

米陸軍は中距離ミサイル の地上発射型装置「タイフォン」を年内にもアジア太平洋地域に配備する。米太平洋陸軍のチャールズ・フリン司令官が在日大使館でメディアの取材に応じた中で明らかにした。
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朝日新聞によると、米軍が地上発射型中距離ミサイルを新たに配備すれば、露米間の中距離核戦力(INF)全廃条約が締結された1987年以来初めてとなる。
米軍が配備を検討しているのは、陸軍が開発・配備を進める地上発射型中距離ミサイルシステム「タイフォン」で、射程1600キロ以上とされる巡航ミサイル「トマホーク」や、新型迎撃ミサイル「SM6」などが搭載できるとのこと。
フリン司令官によると、中国の活動は危険な軌道に入っているという。2023年にも司令官は中距離ミサイル配備について言及していたが、その際は台湾に対する中国の行動を抑止することが目的と発言していた。
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