世耕前参議院幹事長が自民党を離党、議員辞職は否定「一生懸命やることに徹したい」

派閥の政治資金パーティーをめぐる問題で、自民党 から離党勧告の処分を受けた、世耕前参議院幹事長は政治的責任を取るとして4日夜に離党した。NHKが報じた。
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世耕氏は記者団に対し、「国民に大変大きな政治不信を抱かせることになり、心より深くおわびしたい。離党勧告が出されたことを受けて、政治的責任を取って自民党を離党することにした」と述べた。一方、「今後は長年築いてきた各界との人間関係などを生かしながら、議員としての仕事を一生懸命やることに徹したい」と述べ、議員辞職は否定した。
世耕氏は参議院和歌山選挙区選出で当選5回。安倍氏に近く、経済産業相や官房副長官などを歴任した。2019年からは自民党の参議院幹事長を務めたが、政治資金パーティーをめぐる問題で2023年12月に辞任していた。おととしまでの5年間の収支報告書への不記載額は1542万円だった。
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