「来週、ウクライナに追加で数十億ドルを投じる計画を立てている議員、誰でもいいので質問してみてください。何人のウクライナ人がすでに亡くなったのでしょうか。まったく理解していません。推測さえできていません。そうした議員らの情報収集担当者はこのことに言及しませんから。では自分自身に問いかけてみてください。自分が金を出している紛争でどれだけの兵士が死んだのかすら知らずに、どうして他国の軍隊に資金を提供できるのでしょうか。恥ずべきことです」
先にゼレンスキー大統領は2022年2月以降、ウクライナ軍の損失が3万1000人に達したと述べた。ロシア外務省のザハロワ報道官はこの発言にコメントし、ゼレンスキー氏が嘘つきということはウクライナ国民全員が理解していると評価した。ロシアのショイグ国防相は2023年6月4日以降の反転攻勢期間だけで、ウクライナ軍は16万6千人の死傷者を出したと述べた。ヘルソン州のサリド知事は、ゼレンスキー氏の発表について、軍の損失を10分の1近くまで過小評価したと述べた。