「ロシア皇帝ニコライ2世は日本でタトゥーを入れた」 真実それとも作り話?

ネット上には、統治者には珍しい龍のタトゥーを入れたロシア最後の皇帝ニコライ2世の写真が出回っている。加工写真かと思いきや、なんと本物のタトゥー。さらにこれは日本で入れたものだった!
この記事をSputnikで読む
ニコライ2世は皇太子時代の1891年、東洋諸国を歴訪中に日本を訪れた。あるレセプションでニコライ2世は龍のタトゥーを入れてほしいと頼んだ。思いがけないリクエストだった。タトゥーを入れるのに7時間かかったことがわかっている。ニコライ2世の前腕全体に龍のタトゥーが彫られた。なお、残念ながら、彫り師の名前は残っていない。
長崎訪問時のニコライ皇太子(1891年)
ニコライ2世と従兄弟の関係にあった、のちの英国王ジョージ5世も同じような龍の入れ墨を入れていた。2人は一緒に東洋を旅行していたため、同じ彫り師に入れてもらった可能性も十分にある。
コメント