不記載額234万円で離党勧告の安倍派座長・塩谷議員が処分再審査の請求を検討、「事実誤認の中で処分が下された」

派閥の政治資金パーティーをめぐる問題で、重い処分の離党勧告となった安倍派座長の塩谷議員は処分再審査の請求を検討している。NHKが報じた。
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先に自民党は関係議員ら39人の処分を決定していた。これに対し、離党勧告となった塩谷議員は記者会見し、「私たちが何かを画策し、指導したことはなく、事実誤認の中で処分が下されたことは甚だ心外だ」と述べた。
塩谷氏の安倍派座長就任は2023年8月で、党が収支報告書への不記載などの金額を確認した2022年までの5年間は派閥をとりまとめる立場になく、会計処理にも関わっていないと主張している。
塩谷議員の不記載額は234万円だったのに対し、同じく離党勧告を受けた世耕議員は1542万円。処分の有無について茂木幹事長は不記載額500万円で線引きしたと指摘していた。
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