イスラエル・パレスチナの紛争激化

テルアビブで反政府デモ 車が群衆に突っ込み、女性が負傷

イスラエル・テルアビブ中心部で6日、選挙の早期実施とガザ地区で拘束されている人質の解放に向けた即時交渉妥結を求める反政府デモが行われた。デモの最中、群衆の中に車が突っ込み、重体となった女性1人が救​​急車で搬送された。スプートニクの特派員が伝えた。
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2023年10月に発生したパレスチナのイスラム組織ハマスによるイスラエル攻撃から7日でちょうど半年となるのを前に、数千人の活動家がテルアビブ中心部に集結。選挙の早期実施とガザ地区で180日以上拘束されている人質解放に向けた即時交渉妥結を要求した。
デモ参加者らは車道を歩き、交通を遮断していた。救急隊によると、他にも2人が軽傷を負った。警察によると、車の運転手は衝突後も運転を続けたが、数分後に拘束されたという。
デモは、イスラエル人の人質の解放に向けた調停者との交渉の行き詰まりを背景に実施された。調停者らの会合はカタールとエジプト・カイロで行われている。先に、これらの会合の枠組みの中で、イスラエル人の人質40人の解放と引き換えにガザ地区での6週間の停戦が話し合われたと報じられた。イスラエル・メディアは、内閣は交渉チームに対する「明確かつ明白な」交渉任務を承認したと指摘した。
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