ウクライナでの露特別軍事作戦

ウクライナの長距離の新ドローンにロシアはどう対抗できるか

ウクライナの新たな長距離ドローンについての独メディア報道について、ロシア人軍事評論家のエヴゲニー・ミハイロフ氏と歴史家のエドワード・バグダサリャン氏はこうしたドローンが前線を越えてロシア軍を攻撃できないと語っている。
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ミハイロフ氏は、ウクライナは接触線でも全ての戦線でも敗北し、ロシアの深部に侵入し、組織的なテロプログラムを開始していると指摘し、これにロシアは、ウクライナの無人機インフラの標的を拡大し、対抗できると述べている。
バグダサリャン氏は、ロシアの戦略的企業は対ドローン防御を強化すべきだと指摘している。

「第一に、特別軍事作戦のために生産される工場はすべて機密扱いにする。第二に、そのような企業のセキュリティサービスや、前線から1500~2000キロ以内にある重要なインフラの対象は対ドローン防衛システムに組み込まれるべきだ」

ただし、ドローンがウクライナにとって解決策にならない理由についてバグダサリャン氏は、ドローンは航続距離は巡航ミサイルとほぼ同等でも、巡航ミサイルの方が速く、飛行経路が地面に近いため、探知しにくい点を指摘。

「これに比べ、自家製ドローンはより原始的で、信頼性、精度、安全性、生存率は著しく低い」

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