露中外相会談要旨 少数国の寡占に対抗、国際社会の民主化を促進

ロシアのセルゲイ・ラブロフ外相は9日、中国の王毅外相と訪問先の北京で会談した。両外相の共同記者会見では、露中の国際社会における緊密な連携を進めていく方針が示された。
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ラブロフ外相の発言要旨

会談ではハイレベルでの意思疎通について注目が注がれた。両国の首脳は今年も様々な会合で緊密な連携を続けていく。
露中は他国も含めたユーラシアの安全保障について、対話を開始することで合意した。
会談ではウクライナ問題についても議論した。
ロシアと中国はBRICSや上海協力機構の枠内で、制裁による問題を解決する。

王毅外相の発言要旨

露中の良好な関係は簡単に確立されたものではなかった。両国関係は今、より成熟し内容のあるものになりつつあり、大切にして守る価値のあるものになっている。
中国はいずれの勢力も平等に参加し、あらゆる和平プランを議論できるウクライナ和平会議の開催を支持している。
露中は多極世界を推進し、少数国による寡占に対抗し、国際社会の民主化を促進すべきだ。
中国とロシアは共に、世界の生産・物流網の安定性を保証し、グローバルな発展を促進する。
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