米英豪、AUKUS内で先端技術分野における日本との協力を検討

米国、オーストラリア、英国は軍事協力枠組み「AUKUS」に関して、国際パートナーとの透明性の確保に取り組みながら、日本との協力を検討しているという。3カ国の国防相による会合後、共同声明が発表された。
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「日本の強みと3カ国のとの緊密な二国間防衛パートナーシップを認識し、我々はAUKUS Pillar-II(第二の柱:先端技術分野)プロジェクトでの日本との協力を検討している」
具体的には、極超音速兵器や対潜水艦戦能力、人工知能(AI)の共同開発における協力を指している。
AUKUSと日本の先端技術における連携については、10日に行われる日米首脳会談でも話し合われる予定。
一方、中国政府はAUKUSの創設と拡大の可能性に対し、繰り返し懸念を表明している。共同通信などによると、中国外務省の毛寧報道官は8日の会見で、AUKUSとの連携強化を巡り日本に自制を呼びかけた。
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