ロイド・オースティン 米国防長官は上院の公聴会に出席した中で、仮に自身がロシアの立場だったら、ウクライナのNATO加盟を望むかを質問されると、「私がロシアだったら、当然ながらこんなことは望まないでしょう」と回答した。また、すでに同盟に加盟しているスウェーデンとフィンランドの加盟についても望まないと付け加えた。NATOのバウアー軍事委員長は3月、ウクライナのNATO加盟問題は決定事項としつつ、「いつ実現するのか、そのためには何が必要なのか」については議論が続いていると述べた。