円安がさらに加速 一時153円台に突入

10日のニューヨーク外国為替市場で対ドルの円相場が大幅に下落し、一時1ドル=153円台を付けた。1990年6月以来、約34年ぶりの円安水準となった。
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同日発表された米国の3月の消費者物価指数(CPI)の発表直後、円相場は152円台後半まで下落。米東部時間10日夕方(日本時間11日早朝)、さらに下落し、153円台をつけた。
NHKは、米国で11日に発表される物価指標次第では、円安が一段と進む可能性もあるという市場関係者の話を引用し、日本政府・日銀が円安に歯止めをかけるため市場介入を行うのではないかとの警戒感も出ていると報じている。
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