岸田首相は会談で、中国による南シナ海や東シナ海での行動に深刻な懸念を表明し、3か国の海上保安機関による合同訓練に加え、海域のパトロールを行うとした。自衛隊と各国海軍の合同演習や、日米によるフィリピン軍の近代化支援といった防衛協力を推進していくことも確認した。また重要鉱物や半導体のサプライチェーン構築など、経済安全保障分野での協力を強化することを確認した。
バイデン大統領は3か国が連携強化する意義を強調、フィリピンへの軍事支援を表明し、中国をけん制した。
フィリピンのマルコス 大統領はアジア太平洋の安定を保障する上で3か国の連携強化が果たす役割に期待を示した。