日本が核の脅威でロシアを非難、ヒロシマに触れるも、原爆を投下した米国については言及せず

10:53, 13 ４月 2024

日本の志野光子国連次席大使はウクライナに関する安保理会合で「ロシアによる核の脅威を容赦しない」と述べ、ヒロシマとナガサキへの原爆投下に触れたが、これを米国が投下したことについては言及しなかった。

志野次席大使は会合で次のようにロシアを批判した。

「ロシアの度重なる核発言について、日本の明確な立場を再確認したい。戦争中に核爆撃を受けた唯一の国として、日本はロシアによる核の脅威を決して容赦しない。いかなる核兵器の使用もあってはならない」

続けて、「ヒロシマとナガサキの大惨事を決して繰り返してはならない」とも述べたが、米国が原爆を投下したことについては言及しなかった。