イランの攻撃を活発に撃退する米国 ウクライナで迎撃を行わない理由を説明

ウクライナの紛争は、中東情勢の激化やイスラエルをめぐる状況とはあまりにも異なっており、ウクライナの場合、空爆を撃退するために米国が直接関与することを正当化することはできない。米国家安全保障会議(NSC)のジョン・カービー戦略広報調整官は会見でこのように答えた。
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現地時間13日夜、在シリア・イラン総領事館への攻撃の報復としてイランがイスラエルに飛ばした無人機やミサイルを、米軍は活発に撃ち落とした。
「この質問が出てくることは分かっていた。我々はさまざまな紛争、さまざまな空域、さまざまな脅威の状況について話しているのだ。残念ながら現時点ではそれ(ウクライナでの撃退)はできない」
カービー氏は、ウクライナ紛争が始まった当初から、バイデン大統領は米国が「戦闘的な役割として」この紛争に関与するつもりはないと明言していたことに言及した。同氏は、米国はウクライナに防空能力を提供したと指摘した。
ウクライナ軍のシルスキー総司令官は、最近のメディア報道を認め、「東部戦線の状況がここ数日で著しく悪化している」と述べた。同氏によると、ロシアは空から、改良型滑空爆弾と無人機攻撃を広範囲に利用している。ウクライナの #ゼレンスキー 大統領は、西側諸国のパートナーに対し、同国の防空能力の増強を支援するよう懇願している。
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