ジョンソン氏によると審議される法案は、(1)ウクライナ支援予算案、(2)イスラエル支援予算案、(3)台湾支援予算などのインド太平洋における同盟強化法案、(4)国家安全保障強化のための追加措置法案の4つに分かれるという。
米誌ポリティコによると、4つ目の法案には、米国内でのSNS「ティックトック(TikTok)」の禁止やウクライナ支援のための凍結ロシア資産の扱いについても含まれると報じている。
これまでに米バイデン政権はウクライナへの600億ドル(約9兆円)の支援を含む予算案承認を議会に求めてきた。だが、下院ではウクライナへの支出削減を求める野党・共和党が反対し、数ヶ月に渡り成立しないままとなっている。
ジョンソン議長はこれまでに、バイデン大統領と面会し、いかなるウクライナ関連予算も個別の法案として審議されるとの考えを伝えたと報じられている。