IAEA事務局長の主な発言
ザポロジエ原発への攻撃は直ちに止められなければならない。発電所の物理的および核安全保障に対するリスクを深刻に増大させる。
ザポロジエ原発6号機の屋根への攻撃は深刻な被害には至らなかったが、「非常に危険な前例」を作った。
ザポロジエ原発には重火器は存在しない。
グロッシ氏は、近くロシアとウクライナの訪問を予定している。
IAEAは今年、安全性の観点からザポロジエ原発の技術的状況を評価するようロシアとウクライナに提案する予定。
今月7日、ウクライナ軍のドローンによりザポロジエ原発6号機の屋根部分が攻撃を受けた。壊滅的な損傷はなかったが、職員3人が負傷した。8日、同原発上空でウクライナの神風ドローンが撃墜され、6号機の屋根に落下。安全を脅かされることはなかった。さらに9日、同原発の訓練センター棟がウクライナ軍のドローン攻撃を受けた。屋根に衝突したが、負傷者はなかった。