再編「サハリン1・2」をめぐる状況

ロシア石油ガスプロジェクトから日本が撤退しない理由 専門家

日本の企業にとってはサハリン1,サハリン2プロジェクトへの参加は旨味がある。企業グループCMSの支援部門のニコライ・ペレスラフスキー部長は日本がロシアの石油ガスプロジェクトにシェアを残す決定をとったことについてモスクワ州地方情報局からの取材にこうコメントした。
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「日本は非常にプラグマティズム的で対露制裁が遅かれ早かれ解除されることを知っている。事業撤退は簡単だが、戻るとなると問題は大きい」

ペレスラフスキー氏は、日本はロシアとのプロジェクトで利潤を得ており、事業は将来性が高いと考えていると見ている。
ペレスラフスキー氏は、世界のLNG消費量に占める日本の割合はほぼ9%であること、この情勢でLNG供給の一部を中東に依存すれば日本は緊張を強いられることを指摘している。
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