「これが最後の荒稼ぎ」、ウクライナ支援法案の目的について米実業家が指摘

ウクライナが前線で敗北しつつあるのは資金不足のせいではなく、ロシア軍がウクライナ軍を圧倒しているからであり、米国の追加資金援助はこの状況において助けとはならない。
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米実業家のデービッド・サックス氏はSNSで次のように指摘した。

「その理由はさらなる資金提供に対する議会の怠慢ではない。ロシアはウクライナよりも多くの人的資源を有し、西側諸国よりも多くの大砲を生産し、制空権を持っているからだ」

サックス氏によると、ロシア軍はウクライナのインフラを破壊し、航空爆弾を使ってウクライナ軍の拠点を攻撃しているが、米国はこれに対抗する上で十分な防空システムを生産できないという。そのため、仮に議会がウクライナ支援法案を可決したとしても、紛争の結果に変化はなく、米国の軍産複合体に多少の利益をもたらすだけとのこと。
こうしたことを踏まえ、サックス氏は「これにより、おそらく最後だろうが、ポケットを金でパンパンにできるわけで、それこそが本当の目標だ」と結論付けた。
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