イスラエルがイランの攻撃に反応しないことが重要=独首相

ドイツのオラフ・ショルツ首相は17日、EU首脳会議に到着した際、イスラエルがイランからの攻撃に対して大規模なミサイル攻撃で反撃しないことが不可欠であり、西側諸国の誰もがこれを認識していると述べた。
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「我々にとって重要なのは、この瞬間をさらなる緊張緩和のために利用し、そしてイスラエルもこの成功を地域全体における自国の立場をある程度強化するために利用し、大規模な攻撃で対抗しないことだ。このことはどこでもよく理解されていると思う」
ショルツ氏は、首脳会議の傍ら独ディ・ヴェルト紙が中継した記者会見で、イランの攻撃は前例のない大規模なものであると強調し、イスラエルは「友好国や同盟国の支援も含めて」これを撃退することができたと指摘した。
16日、イランのライシ大統領はプーチン大統領と電話会談を実施。ライシ大統領は、イランの行動はやむを得ず、限定的に行われたものであり、これ以上の緊張の高まりは望んでいないことを強調した。プーチン大統領は、中東の全ての当事国が自制を示し、新たな対立のエスカレートを防ぐことへの期待を表明した。
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