ボーイング 元エンジニアが安全上の致命的リスクを米議会で内部告発

ボーイング社の元エンジニア、サム・サレフプール氏は、ボーイング社に関する米議会の公聴会に出席し、同社が組み立ての際の品質問題に対処しなければ、何百人もの命が失われかねないと警告を発した。英ガーディアン紙が報じた。
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サレフプール氏は「安全上の問題を私はボーイング社内で目撃してきた。もしこれが対処されなければ、民間航空機に壊滅的な故障が引き起こされ、何百人もの人命を失うことになりかねないと真面目に信じている」と訴えた。
サレフプール氏はボーイング社にエンジニアとして10年以上勤務し、787ドリームライナーは表面の重要な部分の間に亀裂が生じる問題があることを発見した。同氏は、現在、さまざまな航空会社が運用中の1000機を超すジェット旅客機にこの問題が関係していると述べている。
公聴会でサレフプール氏は、飛行機の安全文化の問題を喚起した。同氏は、ボーイング社の作業員は組み立ての際に航空機の部品に飛び乗って接続しており、これが将来、その部品の故障原因になりかねないと指摘している。
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