古生物学者のホセ・カルバリド・コニセット氏は「この新種の恐竜は植物を食べる草食恐竜で、6600万年前に生息していた」と説明した。
また学者らによると、今回化石が見つかった恐竜はティタノサウルス類に属するという。これは新種の恐竜で、ティタノマキア・ギメネジ(Titanomachya gimenezi)と名付けられた。
古生物学者らは、この新種の恐竜の体重は6トンから10トンで、最大のティタノサウルス類の10分の1ほどの大きさだったと推定している。
MEFの職員、マリアーノ・カッファ氏は次のように語った。
「詳細な分析を行い、複数の骨を見つけた。すべての骨を確認した後、すぐに掘削作業を開始した。骨は約15個あった(中略)これ(恐竜の化石)を野外で目にしたとき、私たちはこれが何かまったく新しいものであることを理解した。なぜならこの場所でこれまでにティタノサウルスが発見されたことはなかったからだ」
カッファ氏はまた、新種の草食恐竜が見つかっただけでなく、今回の発見によって絶滅した恐竜の生活や「生態系全体がどのようなものだったか」をさらに知ることが可能になったと指摘した。