双方は17日に会談した。ドイツ外相は飢餓に苦しむ子供たちの写真を見るようネタニヤフ首相に勧めた。すると、ネタニヤフ首相はガザ地区の市場や海岸の写真を見るよう促し、危機的状況は起きていないと示唆した。そうした写真を拡散すべきではないとドイツ側に指摘されると、ネタニヤフ首相は声を荒げて反論した。
「これが現実だ。これはナチスが捏造したものとは違う。我々はナチスとは違う。連中は偽りの現実を映した映像を捏造していた」
この議論は外交問題にまで発展している。ドイツのザイベルト駐イスラエル大使はSNSに投稿し、イスラエルメディアが報じた内容は不正確で、誤解を招くと表明した。