同氏によると、休日の行動を正しく選択することが大事だという。
「休日をアクティブに過ごす機会があったら理想的です。これはそれぞれ自分で選びます。森へ出かけたり、子どもや犬と一緒に散歩する人もいれば、スポーツをしたり、展覧会または劇場に行く人もいるでしょう。とても重要なのは受動的ではないこと、ソファの上などで過ごさないことです。非常に疲れて、何もしたくない場合は、常に受動的な休養をとるのではなく、アクティブな休日と受動的な休日を交互にとることをお勧めします」
ミナエワ氏はまた、活動を多様化する必要があると指摘した。
「脳が新しい刺激を受け取るためには、1つの活動から別の種類の活動に切り替える必要があります。休息でも同じです。例えば、劇場に行ったら、その後は散歩をする。美術館に行ったら、何かについて議論したり、家族や友人とカフェでお茶をしたり、そのあと可能であれば同じく散歩をする。つまり、いろいろなことをするということです。短い時間であっても、まったく異なる楽しみを取り入れることができます。一方、休日を無駄に過ごし、その後で休日が終わってしまったことを後悔することもあります。その場合、ゆっくり休めたとは感じていません。日数よりも質が重要なのです」