実験に使われた乳酸菌はLactiplantibacillus plantarum SKO-001。これは韓国に生息するAngelica gigas Nakaiという多年草の根から分泌される。実験には年齢が19歳から60歳までで、ボディマス指数25~30(過体重傾向のある)の被験者100人が集められた。
実験の結果、Lactiplantibacillus plantarum SKO-001は脂肪の質量とコレステロール値を下げた。またLactiplantibacillus plantarum SKO-001を含むサプリメントを摂取した場合、 脂肪細胞から分泌される蛋白のアディポネクチンのレベルが高まった。アディポネクチンには脂肪酸を分解し、血糖値を正常化する働きがある。