岸田首相、5月上旬にフランスと南米を歴訪予定

岸田文雄首相は、5月上旬にフランス、ブラジル、パラグアイの3か国を歴訪する方向で調整を進めているという。政府関係者の話を元にNHKなどが報じた。
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岸田首相は5月2〜3日にフランスで開かれる経済協力開発機構(OECD)の閣僚理事会で議長国として演説するという。NHKによると、自身が掲げる「新しい資本主義」の取り組みを説明し、自由で公正な経済秩序の維持・強化の重要性を訴える見通し。
また共同通信によると、同会合では、生成AI(人工知能)を巡る国際的なルール形成の枠組み「広島AIプロセス」への賛同国の拡大や、具体的な取り組みを推進するための「フレンズ(友好国)」会合新設の提唱を検討している。
一方、今年のG20議長国であるブラジルでは、首脳会談を行う予定。国際情勢をめぐる対応での連携を確認するほか、2国間での経済協力なども深めたい考えだという。南米で唯一台湾と外交関係があるパラグアイとも、関係強化を図る方針。
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