NHKなどによると、このところ米経済が堅調なことや、先週、米連邦準備制度理事会(FRB)の高官から利下げに慎重な発言が相次いだことから、日米の金利差が意識されドル買い円売りの動きが強まった。
先週19日、イスラエルがイランを攻撃したことにより投資家のリスク回避の動きが強まり、一時、1ドル=153円台まで円が買い戻される場面もあったが、攻撃の範囲は限定的で、イラン側に報復の意思はないことが伝わっている。
中東情勢の緊迫化への警戒感が和らぎ、リスク回避の動きが緩んだことにより、円売りドル買いが進んでいる。