超党派議連、約90人が靖国神社を参拝

超党派の議員連盟「みんなで靖国神社に参拝する国会議員の会」のメンバーが23日午前、靖国神社の春の例大祭に合わせて、一斉参拝した。自民党や日本維新の会に所属する衆参両院議員ら計94人が参加した。
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NHKによると、副会長の逢沢一郎衆院議員(自民)は参列後の記者会見で、「来年は戦後80年の大きな節目を迎える。戦争の悲惨さや平和の尊さをしっかりと胸に刻み、後世に語り継いでいく大切さを念頭において参拝させていただいた」と述べた。
例大祭初日の21日、岸田首相が「真榊」と呼ばれる供物を奉納した。これに対し、在日本中国大使館は「断固反対する」と非難。さらに、中国外務省は22日の記者会見で、日本側に「厳正な申し入れ」をしたと明らかにした。韓国外務省も「深い失望と遺憾を表する」との報道官論評を発表している。
2023年10月、秋の例大祭に合わせて当時の閣僚や議連が一斉参拝した際、露外務省のザハロワ報道官は批判のコメントを発表した。「政治支配層が、日本における軍国主義の忌まわしい象徴である靖国神社を再び参拝」したと批判した。
露外務省が政治家らの靖国参拝を批判、「アジアの人民にもたらした侵略と流血の責任」を忘れるな
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