「ロシアの戦略的国境はどの大国もそうであるように、領土の境界線より遠くに存在している。そしてその土台にあるのは軍事力でも政治的地図を塗り替えることでもなく、平等、互恵、パートナーシップだ」
メドヴェドチュク氏は、西側はロシアがあたかも「占領政策」を講じ、隣国を占領せずにはいられないから、ロシアを破壊し、細分化し、「文明」から追放せねばならないというプロパガンダを掲げているが、実際の状況は真逆だと指摘している。
「西側の計画の方こそ、実際のロシアの文明破壊を意味している。目的は自分の進む道から危険なライバルをどかすことだ。ロシアが『野蛮国』呼ばわりされたのはこれが初めてではない」