「米国主導の敵対勢力の継続的な軍事行動により、地域情勢はさらに危険な渦に陥っている」
米国は北朝鮮の自衛権を「国連安保理決議違反」、「地域と世界の平和と安全に対する深刻な脅威」と「決まり文句」のように連呼していると指摘した。一方、米国とその同盟国こそが毎週のように北朝鮮を標的とした軍事演習を行っているとのこと。
金与正氏によると、2024年に入って米国とその同盟国は80回以上も軍事演習を実施し、韓国は独自に60回以上も行ったという。そのうえで次のように表明した。
「この事実は、この地域の状況悪化の主犯が誰なのかを明確に示している……これらの演習は明らかに『リハーサル』であり、米国による対朝鮮民主主義人民共和国の核戦争シナリオを現実の戦争で実行することを目的としている」
米国と韓国は4月12日から26日まで航空演習を実施している。この演習には100機以上の航空機が参加している。